そういえば、食べ方が汚い女性っていないな。
僕が会ったことがないだけかな?
だとしたら、女性運がとても良いんだろうな。
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興味を持って話を聞く練習を始めて半年くらい経っただろうか。
人は本当に自分のことを話すのが好きなんだとわかった。
相手が興味を持っているかどうか見極めようとせずに話し続ける人も本当に多い。
「そろそろ、あなたはどうですか的な質問をしてくれてもいいんじゃないかな」って指摘したくてウズウズする。
次は効果的な自己開示の方法を勉強していこう。
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新人さんを放ったらかして二人だけで会話する先輩社員カップルがいてビビる。
話を振れ! 質問しろ! 輪を作れ!
「この上」とだけ言って自分たちだけ喫煙室に入るとかありえない。
「この上の階が休憩室ですよ。
あなたはタバコを吸いますか?私達は一服するので先に入りますね。
休憩時間は⚪︎⚪︎分までです。ゆっくり休んでくださいね」
ぐらい言ってやれよ。
僕がその新人さんだったらブチ切れて帰ってる。
だが待てよ。僕が怒ることでもないのかも知れない。
悪気は全く無くて、自分たちも同じような対応をされてきたので、同じようにしてるだけなのかもしれない。
人見知りが酷くて、極度に緊張して話が出来ないだけなのかも知れない。
他人の態度にあれこれケチを付けるよりも、
僕が新人さんに感じ良く接する、
それだけを考えればいだけの事だ。
いま思い起こしてみれば、僕が入った時の先輩たちの対応はまだマトモなほうだったようだ。
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事務員さんがいつも忙しそうで声をかけられず、僕のうっかり洗濯してしまった名札はシワシワのままである。
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なんか空気が違うな、変な噂でも流れてるんだろうか、なんて取り越し苦労の一人相撲。
こういうのは自分の内面に不安や焦りがあるため。ひょっとしたらそのせいで表情が険しくなっていたかも?